読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

気づけば真夜中

どこかやさぐれた日記のようなものです。

フリスク

中高生時代というものは、何かと外界からの影響を受けやすい時期でもある。私は例えば、シブい大人が煙草を吸って息をハーってやる仕草を映画か何かで見て…かっこいい、真似したいと思っていた。しかし流石にこの歳でタバコを吸うなんてとんでもなかったので、校舎の真正面に位置する公民館の陰に隠れてタバコを吸う勇気もないガリ勉くんだったので、タバコの銘柄にある「クールな刺激!」「爽快感MAX!」という文字を見てそうだと思いついたのが、フリスクを食べてその代用をしようということだった。

ちょっと一服…ちょっとリセットを…、みたいな感覚で対人関係に疲れた時や勉強の合間などにタブレットを取り出してはボリボリやっていた。そんな私ももうハタチになりようやく煙草が吸える年頃になったが…「百害あって一利なし」とはよく言ったもので、様々な要因があって購入は一度もしていない。

 

夕日をバックに、コートの襟に顔を隠しながら、上着のポケットからフリスクを取り出しシャカシャカボリボリ…フーッと溜息交じりの息を吐くことに満足してしまったのだった。

肺ガンとかも怖いしね。